秋も要注意!ブタクサ・ヨモギ花粉による目のかゆみ・腫れ|放置する危険性と眼科での治療
「春ではないのに、目がかゆくてたまらない」
「最近、目の充血や涙が止まらず、仕事や家事に集中できない」
このようなお悩みを抱えていませんか?花粉症と聞くと春のスギ花粉をイメージする方が多いかもしれませんが、実は秋も季節性アレルギー性結膜炎が起こりやすい季節です。春に次いで、秋の花粉による目のトラブルでお困りの方は多くいらっしゃいます。
今回は、秋特有の花粉症の原因や、かゆみを放置して目をこすりすぎる危険性、そして新倉敷きむら眼科での治療やサポート体制について詳しくお伝えします。
「春じゃないのに目がかゆい…」秋の花粉症の原因とは?

秋の花粉症の主な原因植物(ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ)
秋の目のかゆみや鼻水の主な原因となるのは、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった雑草の花粉です。これらの植物は8月下旬頃から花粉の飛散が始まり、9月から10月にかけてピークを迎えます。
道端や河川敷、空き地、公園など、私たちの身近な生活圏によく生えているため、通勤やお散歩などの日常生活のなかで知らず知らずのうちに花粉を浴びてしまい、アレルギー症状を引き起こすケースが多く見られます。
スギ花粉との違いは「飛散距離」。近づかないことが第一の予防
春の原因となるスギやヒノキは背の高い木であり、花粉が風に乗って数十キロメートル先まで広範囲に飛散します。一方、秋の原因となる雑草は背が低いため、花粉が飛ぶ距離は数メートルから数十メートル程度と比較的短いのが特徴です。
そのため、秋の花粉症においては「花粉が飛んでいる雑草が生い茂る場所に近づかないこと」が、一番の予防対策になります。お出かけやジョギングのコースを選ぶ際は、雑草が多い場所をなるべく避けるように少しだけ気をつけてみてください。
目のかゆみを放置・こすりすぎるとどうなる?

かゆみ、充血、白目がゼリー状に腫れる「結膜浮腫」
秋のアレルギー性結膜炎になると、強い目のかゆみや充血、涙目といったつらい症状が現れます。さらにアレルギー反応が強く出ると、白目の部分が水ぶくれのようにブヨブヨとゼリー状に腫れ上がる「結膜浮腫(けつまくふしゅ)」を起こすことがあります。
突然白目が飛び出したように見えるため、鏡を見て大変驚かれる方もいらっしゃいますが、多くの場合、点眼薬などの適切な処置によって徐々に落ち着いていきますので、焦らずに眼科をご受診ください。
目をこすりすぎると角膜が傷つき視力低下の原因に
目のかゆみが強いと、無意識のうちにゴシゴシとこすりたくなってしまうものです。しかし、目を強くこすりすぎることは大変危険です。
摩擦によって目の表面(角膜)に傷がつき、そこから細菌が入り込んで感染症を起こしたり、角膜の形が歪んで視力が低下したりする恐れがあります。また、こする刺激によって、かゆみの原因となる物質(ヒスタミン)が細胞からさらに放出され、かえってかゆみが悪化してしまうという悪循環に陥ることも考えられます。
秋の花粉症から目を守る対策と、眼科を受診する重要性

日常生活でできる花粉対策(手洗い、洗顔、メガネの着用)
まずは、目に入る花粉の量を少しでも減らす工夫が大切です。外出時は普段お使いのメガネやサングラスを着用するだけでも、目への花粉の侵入を抑える効果が期待できます。
また、帰宅時には手洗いやうがいを行い、顔についた花粉を優しく洗い流すことも効果的です。ただし、水道水で目を直接洗いすぎると、目を保護している大切な成分(涙の層)まで洗い流してしまい、かえって目を痛めることがあるため注意が必要です。
市販薬で効かない場合は要注意!眼科で適切な処方薬を
「忙しいから、とりあえず市販の目薬で様子を見よう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
症状が軽い場合は市販薬で和らぐこともありますが、かゆみが強い場合や数日経っても治まらない場合は、早めに眼科を受診することをおすすめします。
眼科では、患者さまの目の状態や症状の強さに合わせて、アレルギー反応を抑える「抗アレルギー点眼薬」や、強い炎症をしっかり鎮める「ステロイド点眼薬」などを適切に処方することができます。つらいかゆみは我慢せず、専門医にご相談ください。
新倉敷きむら眼科のアレルギー治療・サポート体制

当院では、目先の症状を抑えるだけでなく、患者さまの不安を取り除き、一人ひとりに合った治療をご提案することを大切にしています。
原因を特定する「アレルギー検査」で根本的な対策を
「自分が何のアレルギーを持っているのか知りたい」という患者さまに向けて、当院では採血によるアレルギー検査を実施しています。
原因となる植物や物質が特定できれば、花粉が飛散する時期を予測し、症状がひどくなる前から目薬を使い始める「初期療法」などの対策が立てやすくなります。
毎年秋になると目がかゆくなるという方は、根本的な対策として一度検査をご検討ください。
パンフレットを用いた、分かりやすい症状・お薬の説明
患者さまがご自宅に帰ってからも安心してお薬を使っていただけるよう、当院では診断結果についてのパンフレットをご用意しております。
また、診察では検査結果をモニターや資料でお見せしながら丁寧な説明を心がけています。
患者さまの疑問や不安にしっかりと耳を傾け、ご納得いただいた上で治療を進めてまいります。
内科との医療連携により、目だけでなく全身の健康もサポート
当院の大きな特徴のひとつが、すぐ近くにある「鴨井医院(内科・糖尿病内科・循環器内科)」との医療連携です。
花粉症などのアレルギーは、目のかゆみだけでなく、くしゃみや鼻水、喉のイガイガ、全身のだるさといった様々な症状を伴うことが少なくありません。
そのため、当院では「目のつらい症状はきむら眼科、鼻や全身の症状・管理は鴨井医院」という役割分担のもと、両院で情報を共有しながら患者さまを支える体制を整えています。
両院は大変近くに位置しているため、「目と鼻、両方の症状を診てほしいけれど、わざわざ遠くの別の病院へ行かなければならない」といった患者さまの心理的・身体的なご負担を少なく抑えられるのが大きなメリットです。
万が一、当院の専用駐車場が満車の場合には、鴨井医院の駐車場をご利用いただくことも可能です。
目のかゆみでお困りの方は当院へご相談ください

秋の花粉症による目のかゆみは、集中力の低下や睡眠不足など、日常生活の質に大きな影響を与えます。「ただのかゆみだから」と放置してこじらせてしまう前に、早めに適切なケアを行うことが、快適な毎日を取り戻す第一歩です。
新倉敷きむら眼科では、患者さまの目の健康はもちろん、お身体全体の健康にも配慮した丁寧な診療を行っております。目のかゆみや腫れ、充血などでお困りの方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
- 監修医情報
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きむら眼科 院長
木村 大作 医師
